【胸糞注意】家族を愛せないのはすごく辛い

さっきまでせっせと記事を書いてたんすよ。

IgE抗体はどうやって・・とかもくもく書いてたんだけど

集中力切れたから書けなくなった。はい中断

ていうのも、父親と言い争いをして不愉快が最高潮に達したためです。

気持ちを落ち着かせるために何も考えずにキーボードを打つことにしたわけである。

この記事なんのお役立ち記事でもないのでスルーしてもらって大丈夫です。

読むなら胸糞悪い記事だと思うので注意です

先日実家へ帰省して、実家いいなぁなんて思ってたのに。のに。

「父親 嫌い」って検索したら同じような人いすぎて笑った

父親が嫌いな人って多いんだね。

まぁ私もいい年なんでただの親父が嫌いな小娘ってわけでなく

「嫌い」にはそれなりの理由があるんだけど。

虐待にあってたとか、DVを受けていた、とかそういうわけではないので

きっと多くの「父親 嫌い」で検索している人と大体はまぁ同じくらいなのではないだろうか。

ぶっちゃけ話題に出すのもなんか嫌だけど

家族のことを書いたことはないからこれはこれでまぁいいか。

(ちゃっかり頭使ってる

私の父親はどんな人間なのかっていうと

世界が自分中心に回りすぎていると思い込みすぎている人

感謝の概念を忘れた人間

ってところだろうか。

例えばそうだなぁ・・

母親が作ってくれた生姜焼きを「でかくて食いずらい」という理由でゴミ箱へぶん投げるような人って言ったらイメージつきやすいかなぁ。

彼の辞書には一生懸命ご飯を作ってくれた妻の気持ちというものはないようです。

それに対して怒った兄には「親に向かって生意気だ」と言い放つ

まぁ、そんな人です。

怒ると暴力を振るう習性もあります。

干渉しなければ大した害はないけど近づくともれなく不愉快が返ってきます。

話をして理解してもらえた経験はないし、言ってることを理解できたこともないです。

残念ながら。

あ。

残念。この気持ちがすごくすごくぴったりだ。

どんな人間でも、それでも私の「父親」です。

血がつながっているんです。

どうして、好きでいさせてくれないんだろうと思うんです。

 

父が喜ぶ顔が見たい、と思ったこともあった

おととしの夏に、父は脳出血で倒れています。

それも一切のドクターストップと家族の抑制を無視し続けた大量飲酒と大量喫煙による結果なわけだけど。

一歩間違えば、死ぬところだったんですね。

でも奇跡的に助かった。

病院のベッドで苦しむ父親に心を痛め私は何かしてあげたい、と思いました。

親はいるのが当たり前じゃない。

いてくれるときに何か感謝の気持ちを返したいな、と。

父は元サーファーでハワイが大好きなので

そうだサーフィンは無理でも歩けるようになったらハワイに連れて行ってあげよう、と思ったんです。

でも父が働けなくなってしまったことで入院費や手術費で経済的にも厳しく、

社会人2年目そこそこの小娘に余裕のあるお金はないので

仕事が休みの日に内緒でアルバイトをしてせっせと貯めました。40万くらいかな

そんでお金がたまって、母とどの島にしようかーとか話していた傍ら

父はこっそりとタバコをふかしておりました。

父は肺気腫でもあるし脳出血で倒れた今タバコを吸えば死ぬ確率がかなり高い。

父が元気になるように、仕事が終わってから毎日病院へ通っていた母の気持ち。

自分で使いたいだろうにお給料のほとんどを家にいれていた兄の気持ち。

喜ぶかなって思ってハワイを計画した自分の気持ち。

そんないろんな気持ちを感謝という形ではなく

「自分の欲」という形でお返しする父親に対しての私の気持ちも

結構救いようのないところまできていました。

そして、自分の病気。

それから私が会社を辞め、脱毛症が再発していたとき

沖縄へ行くまで少し実家にいた期間があります。

私は8年ぶりに味わう脱毛の恐怖と不安にちょっとやられていました。

会社辞めたばっかで何をする気も起きず(まぁニートだし)家にずっといたんです。

母はいつも一緒にウィッグを買いに行こうか、とか励ましてくれたんで

実家にいることで救われていました。

ある日、普段寝たきりで口をきかない父がずっと家にいる私に珍しく口を開きました。

お前は動けるのに寝てばっかりで何もしないんだな

俺は動けないんだからしょうがない

まぁそんなようなことを言ってました。

私は不覚にもそのとき

あ、私の病気のこと、心配してくれるのかな?

落ち込んでるから声かけたんかな?

ってちょっと期待したんです。

そのうち生えてくるよ、とか。

無いほうがすっきりしてていいじゃないか、とか言ってくれたりしてみたいな

まぁ思い返せば父が私の頭を見て何か言及をしたことは1度もなかった。

心配も、励ましも、叱咤も、応援も、特に、何も。

父は私のハゲなんかよりも、洗い物や洗濯物に興味があるようでした。

そして今日、母に怒鳴り散らす父に少し静かに話そうと言ったら

今すぐ家を出ろと言われたので出ていかずに部屋でキーボードを叩いている。そんなわけだ。

だって私の家ここから1600km離れてる。

介護って大変なんだな。

お父さんみたいな人と結婚したいと思ってました

いつかの結婚式でこのセリフを私は絶対に言えない。

家族から愛されないこともきっとずっとずっと苦しい

家族を愛せないことも、苦しい。

この世にお父さんが嫌いって人はものすごくいるんだと思うけど

お父さん大好きって言っている子が正直に、羨ましい。

育ててくれたことに感謝してる。

でも

私はお父さんを好きでいたかったんです。

仲の良いおとうさんとおかあさんを見たかった。

家族大好きだよ!って胸張って言いたかった

おとうさんは世界で1人しかいないから

どうしても好きになれる理由が見つけられないのが悔しい。

父という存在から目を背けていかなきゃいけない気がして切ない

私はもし娘が何か病気になってしまったときに

不器用でも「気にすんな」と一言いえるような旦那さんと結婚したいとだけ思う。