こんにちは。脱毛系女子のさなです。
プラセボ(プラシーボ)効果って知ってる?
簡単に言えば思い込みが病気や症状を治してしまう現象のこと。
へぇ(苦笑)あーオカルト的な?メンタリスト的な?ダイゴさんねはいはい知ってるー
と思ったんですが調べていけばいくほど
なんだか脱毛症と無関係とは思えなくなってきちゃったんでお話します。
プラセボ効果の事例
効果のない薬(偽薬)を効果があると思って服用した際に
症状が改善した研究が報告されて有名になったみたいだね。
さかのぼること1955年。私が知ったのは昨日。
プラシーボ(Placebo)はラテン語で「喜ばせる」っていう意味から、
偽薬を使うことも最初は患者さんを喜ばせるためだったんだね
ちょっとええ話やないけ
研究事例をいくつか紹介しよう。
鬱(うつ)症状の人々を、3つのグループ──プラシーボの抗鬱剤を服用するグループ、認知療法を受けるグループ、本物の『プロザック』の錠剤を服用するグループ──に分けて脳のスキャンを行なった。プラシーボを服用した患者の何人かは気分が改善したと感じ、スキャンの結果、抗鬱剤服用グループの被験者と同じような反応が見られた。ただし「対話」療法を受けた人にはそうした反応は見られなかったという。
アメリカのマサチューセッツ州にある医療センターと、ポルトガルのリスボンにある大学の研究者たちによって行なわれた実験では、約100人の慢性的な腰痛を抱える患者を対象としました。
全患者はプラシーボ効果について、15分間の簡単な説明を受けた後、従来の治療法受けるグループと、明らかにプラシーボとわかる薬(容器に「偽薬」と記載されている)と一緒に通常の治療を受けるグループの2つに分けられました。
3週間の治療の終わりに、プラシーボありのグループは、腰の痛みの通常時と最大時の両方で30%の軽減が報告されました。一方、プラシーボなしのグループは、通常時は9%、最大時は16%の軽減でした。
またプラシーボありのグループでは、痛みに関連する障害が29%減ったとのことです。しかしプラシーボなしのグループでは、そのような報告はありませんでした。
この研究論文の第一著者であるClaudia Carvalhoさんは次のように述べています。「我々の発見は、プラシーボ効果が患者をだますことなく働くことを示しています。被験者の方々は、何が起きるのか興味津々で、この奇妙な治療法を楽しんでいました。そして、彼らはその効果を感じたのです」
引用:https://www.lifehacker.jp/2016/11/161101gizmodo_mediagene.html
ちなみに思い込みで効かないはずのものが効いてしまう逆の現象をノセボ(ノシーボ)効果っていうよ。
こういうの見てへーすごいなーって思っただけだったんだけど
これさ、よくよく考えると日常生活にこれありふれてることだよね。
「黒板を爪で引っ搔いた!!!」とか言われるだけでゾワッとする。
「足の小指を箪笥の角に思いっきりぶつけた!」とか言われると痛い気がする
「それ、さっき落としたヤツだよ」っていわれるとお腹痛くなってくる気がする。
ちなみにウソップスペルやウソップハンマーもこれを利用した画期的な戦略ではないだろうか。「紙で指の節の所を切った」とか言って敵をひるませる。
ハリボテハンマーなのに10tって書いてあるから喰らったら気絶しちゃう。
まさにゴッド(神)である
じゃあ思い込めば脱毛症は改善するわけ?
いやそうでもないと思うんだよね。
例えばあなたが「今日からこの薬は毛が生える・・生えるんだ・・!!!」と思い込んで
セファランチンを熱心に飲み続けても治るかって言われたら違う気がする。
事例がある限り中にはホントに効果が出る人もいるのかもしんないけど。
研究報告とか見ていくと症状の原因が分かっていてこその結果なのが分かる。腰痛とかさ
プラセボ効果が脱毛症の原因である自己免疫疾患の改善になるのかっていう話だと
そもそも自己免疫疾患の原因が生活習慣とかアレルギーとか遺伝とか
人によってそれぞれなわけだから
自分の原因を突き止めてそれが治ると思い込めばいいのかもしんないけど
自分の自己免疫疾患はこれが原因だ!って分かってる人はいない。
メカニズムがまだまだ分かってないから医学的に調べることもできない。
だから漠然と「治る」って思い込んでも難しいんじゃねって思うわけです。
でも逆に、私は一生治らないんだ。一生このままハゲなんだ。とネガティブに思うことは
本当にそうなってしまう可能性があるよってことが言いたかった。
なんでかっていうと
人間はストレスが続くと副腎皮脂からストレスホルモンというのを分泌するんだよね。
コルチゾールっていうんだけど。糖尿病とかで有名なやつね
こいつは緩やかで慢性的なストレスホルモンなんですな。
毎日このままハゲで生きていくんだ・・鏡を見てため息ばっかついちゃう。とかって慢性的なストレス以外の何物でもないよね。
きっとコルチゾールもいい感じに増えます。
コルチゾールが多くなると免疫機能が低下します。
もう1回言おう。
慢性的なストレスによってコルチゾールが増えると免疫機能が低下します。
他にもストレスは自律神経を乱して主戦力のリンパ球の減少につながったりとか免疫にとってはまぁいいことないわけ。
自己免疫疾患を治すにあたって免疫の大事さはこのブログでもいっぱい書いてるので
他の記事も読んでみてください。
だからまぁ思い込んで治るわけじゃないけど自分のストレスと向き合おうぜ
「脱毛症だけど前向きでいよう」と思えば思うほどネガティブにはまる
↑この記事でも書いたけど
脱毛症になっても楽観的でいられる人なんてあんまいないと思うんだ。
「ハゲてるけど気にしてないっすー」って人もいろいろ想いながら生きてきたんだと思うよ
普通に髪の毛無くなったら辛いし、みじめだし、悲しいし。やってらんないじゃん
でもストレスは良くないからって
ネガティブな時でも前向きになろう!とか思うのは
逆にストレスだからやめたほうがいいけどさ
髪の毛が無いことはいったん置いといて
自分は何されたら一番むかつくかな?とか
何をしてるときが一番笑ってるだろう?とか
そういう小さいことでいいから自分と向き合ってくのが大事だと思う。
自分と向き合って、自分のことがよく分かってくると
自分を好きになってきたりするから。
頑張らなくても自然と前向きになれるときも増えてくるからさ
ちょっと難しい話になっちゃったけど
そんな感じ。
ウソップ輪ごーむっっ
コメント
さなさんおはようございます。今回の記事、興味深く読ませて頂きました!プラシーボ効果。私はよくわかりませんが、思い込む、信じる、例えば治ると信じる、前向きになれる、日常に笑顔が増える。笑うことで免疫力が上がる事は有名ですよね。そういう面で考えると、笑うことが体のバランスを整えてくれるのだとしたら、少しは治癒の助けになってくれるんじゃないかなって思いましたよ!
あ!それも、さなさんのおっしゃるコルチゾールを減らす?効果の方につながるってやつですかね?
治る、治る!と思ってて悪化するとそれはそれでショック大ですが…
やはり悪くなるかも…っていう防衛的な思考も少しは大事になるんですかね。
今日は真夏の暑さです!
こうしてメールしてるだけで汗かきますよー!血行が良くなるに違いない!
みほさん
コメントありがとうございます^^
笑うことは身体にとっても心にとっても一番ですね。
脱毛症において「病気でも楽しい」は最強だと思います!
悪化した時のショックはあると思いますが、
どんな状態になっても受け入れられることが本当の前向きだと私は思っています。
治っていても悪化していても、常に目指す方向は変わらないのです。
内地も暑いみたいですね!
血行よくしていきましょう♪
熱中症などお気をつけてお過ごしくださいね。